キレイな三日月だよ。君も見てるかな。
部屋から見える月
今夜はとても気分がいい。
空には、三日月が浮かんでいる。
部屋は、若い頃によく聴いたCITYPOPに包まれている。
ジッタリンジンのプレゼントが流れてきた。
久しぶりに昼寝が出来たおかげで身体も脳も澄み切っていて気持ちがいい。
眠りたいのに眠れない。昼も夜もずっとそんな調子だ。
いつもはパッとしない時間をうろうろしているのに、今夜は違う。
このまま、あの頃に戻れるんじゃないかと勘違いしそうなくらいだ。
ハート泥棒
今朝、いつもどおりアラームがなる少し前に目覚めた。
浅い眠りのせいでぼんやりしながら、いつものルーティーンをこなす。
コーヒーを煎れ、サブスマホの通知をチェックした。
元気にしているか。最近、声を聴いていないな。
そんな内容のメッセージが届いていた。
日々、あれこれ気遣いながら、忙しく過ごしている彼からのメッセージ。
ありがたい事この上なし。
まったく、とんだハート泥棒ですよ。
素直に感謝の気持ちいっぱいで、朝のひと時を過ごした。
わたしは、少しほほ笑んでいたかもしれない。
カレーうどんの日に思うこと
とにもかくにも、朝のうちに今日は「カレーうどんの日」だと知った。
ルーティーンを一通り済ませ、午前中からカレーうどんを仕込み始めた。
出汁を作りながら、ここ半年の出来事を振り返った。
ギャンブルをはじめて3年。お金の揉め事を耳にするようになった。
親の介護費用で自分の食べるものにも困っていたり、借金のために仕事を求めて住処を変えるとか、お金の無心があったから友達やめたと報告があったりもした。
苦しい、辛いと訴えられても、ただただ聞くことしかできない。
神は、耐えられる人にしか、試練は与えないと聞いたことがある。
そんなウソなのかホントなのか、よくわからない都市伝説みたいなことを言って励ましたりもした。
いったい、わたしに何が出来るというのか。
自業自得じゃないか。そう思うことも少なくない。
人生ってあちこちに落とし穴があって、酷だなと思う。
SNSのこと
話しは変わって、SNSのいっときの混乱も落ち着き、今は平穏なSNSライフを送っている。
とても居心地が良い。
あの混乱はいったい何だったのかと不思議に思うくらいだ。
多勢に無勢の弱虫たちも相変わらずな様子だ。
実にバカバカしいことに全力投球している。
目には入ってくるが、触れなければいいだけの話し。
見聞きしてしまったことに感想を述べるのは自由だろう。
この小説の感想が様々であるのと同じだ。
おかげさまで、悪意を抱いていた人たちをふるいにかけることが出来たように思う。
そもそもSNSにおいては、仲が良いとか悪いとか、そんな概念はいらないのかもしれない。
「自分が良く書けたと思っているのに、相手がおもしろくないと言うのなら、そいつの頭が悪いと思え。」
昼に聞いていたラジオから、こんなことが聞こえてきた。
わたしも、読み手の感性、知的レベルで感想と言うものは様々だなと感じていたところだ。
良いも悪いもない。来るも離れるも自由だ。
好意的なものばかりではなく、憎悪も含めて、あなたの大切な時間をこんなわたしのために使ってもらえた事に心から感謝したい。
今はというと、いつもの聞き慣れた声、見慣れたコメントと共にほほ笑みながら時を過ごしている。
夏をテーマにした、コラムもどき小説もマイペース更新にした。
ジッタリンジンの「プレゼント」を聴きながら思う。
あなたがわたしにくれたもの。
『あなたの人生スキマ時間。』を歌詞に付け足して欲しい。
ついさっきパソコンに向かい始め、思いつくままに打ち込んでいるため、脈略の無い文章になった。
今夜はこのまま、穏やかな気持ちで三日月を眺めていよう。
夏の三日月は明るくて眩しい。 23:37 fin
*すべてフィクションです。
↓↓月1回、おいしいものが届くよ。
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